自分の事は自分でやる

弊社は、最新技術とシステム開発の手法をお客さまに教えながら、
ともに開発を進めてITの自立支援をする会社です。
このサービスは、他のシステム開発会社・コンサルティング会社には真似できません。

他社が真似できないのは以下の理由からです。
 ・最新技術を扱えない
 ・お客さまが無知なままでいる方が扱いやすいのでITを扱えるようになると困る
 ・教えたり育てたりする文化が希薄
 ・人月商売なのでお客さまがITを出来てしまうと仕事がなくなる

これに対し、弊社は以下のやり方でシステム開発を進めます。

①最新技術+超高速開発Kamiteru©にて開発時間短縮

弊社ではRuby on Railsの高生産性と仮想環境技術(VirtualBox、Docker)に2007年頃から着目しており、
これをベースにKamiteru©という超高速開発ツールを開発しました。
ITリテラシーの低いユーザーは画面を見るまでピンと来ません。
ですので実際の画面を触ってもらう事で業務の要望を引き出す必要があります。

超高速開発とはプログラムがプログラムを作るもので、開発の効率化・高品質化を実現します。
プログラムがプログラムを作るため、バグがあっても一気に修正できますし、一貫性のあるシステム開発が
行えることが魅力です。
Kamiteru©が吐き出すプログラムは全てオープンソースなので、お客さまは本ツールに縛られることなく、
ご自身で自由に修正することが可能です。弊社ではお客さまに修正方法もお教え致します。

【Ruby on Railsを使う理由】

Rubyは日本人が作ったプログラム言語で、特にスタートアップのベンチャー企業で利用されており
JavaやPHPに比べて開発効率性が高く評価されております。弊社ではRuby on Railsを使ったシステム開発を推奨しております。
著名な以下の企業もRubyを利用しています。


※弊社では特定の技術に拘ってはおりません。技術は適材適所です。
Ruby on Railsと一般的な開発言語であるJavaとの比較は、以下の通りです。

  メリット デメリット
Ruby on Rails シンプルで直観的なのでわかりやすい 万能性から難しくも書けるため、その場合は習熟が必要
gemという共通機能があり工数を低減できる 最新技術へのキャッチアップが必要
Javaに似た言語体系 エンジニアが少ない
アジャイル開発でトライ&エラーが日常感覚になる  
Java エンジニアが多い プログラム量が多い
枯れた技術を使うので安定的 時代遅れになる
ウォーターフォール開発 時間と人月が掛かる

【Dockerを使う理由】

一昔前に比べますと開発環境の技術進歩は目覚ましいものがあります。
弊社では以下の理由からDockerを使った開発を行っております。

 ・本番と同じプログラムが仮想環境で手軽に利用できる
 ・システム的な負担が軽くて扱いやすい
 ・平易にアジャイル開発が行うことができ、トライ&エラーが日常感覚になる

Dockerを制御するファイルはKamiteru©にて出力されるので最低限のコマンドで開発環境を手に入れる事が出来ます。

【Kamiteruの機能】(2022/7月時点)

Kamiteru©は、DockerやRuby on Railsだけではなく、RedisやNodejs、Elastic searchなどの新技術も取り込み、
自身も進化・成長していくツールなので技術が陳腐化することはありません。

Docker仮想環境の生成 Docker file、docker-compose.ymlを生成
権限・認可 メニュー画面などの権限をロールにてコントロール
ログイン ログイン/ログアウト
検索、登録、更新、削除 一連の画面を生成
CSV出力 画面からCSVデータをダウンロード可能
外部データ取込機能 CSV・MDB・DBからデータ取込とデータ変更を検知・履歴保存
名寄せ機能 類似データを動的な条件で名寄せする
バッチコントロール cronの制御ファイルをGUIにて生成
LINE・Slack連携 LINEやSlackと連携し、メッセージで業務処理を指示
IoT制御機能 NodejsでのメッセージングによるIoT機器へのインタフェースを提供
多言語対応 Ruby on Railsの他言語対応機能を利用した辞書データを生成
初期データ投入 Ruby on RailsのCSV形式でのseedデータ取込
AJAX画面遷移 Hotwireによる動的画面遷移

【開発予定機能】

ファイル添付 ブラウザリロードでも添付ファイルが消失しない仕組み
メール通知 任意のタイミングでメール通知を行う
ダミーデータ作成 テスト用のダミーデータを作成
API生成 検索、登録、削除、更新APIを生成
文書検索 企業内のあらゆる文書(画像,excel,pdf,text,wordなど)を検索し、キーワード検索機能を提供
ワークフロー 承認機能や社内でワークフロー自体を動的に組み替えられる機能
ジョブネット バッチ処理を一塊のジョブとして定義し、それらをGUIにて制御
分散デプロイ Kubernetesを利用して分散環境にプログラムをデプロイ

②ベンチャー企業と大手企業のいいとこ取り

弊社代表は、ベンチャー企業(ネット証券・広告会社・アグリテックなど)と
大手企業(メガ金融機関・外資系証券会社・財閥系船会社など)とを、意図的に行ったり来たりしてきた経歴の持ち主です。
この両極端な文化の良いところだけを活かしたシステム開発を行います。
ベンチャー企業と大手企業との違いは以下の通りです。

  メリット デメリット
ベンチャー企業 最新技術を使う 経験の浅いエンジニアだと適切に使えていない可能性が高い
とりあえず挑戦する 行き当たりばったりになる
資料が少なく開発重視 属人化しがちで引き継ぎが難しくなる
アジャイル開発で素早い開発 ぶれやすく管理しにくい
大手企業 ドキュメントを作りこむ 時間が掛かり無駄も多い
枯れた技術を使うので安定的 時代遅れになる
ウォーターフォール開発 時間と人月が掛かる

上記のようにベンチャー企業はアジャイル開発で速いが雑、大手企業はウォーターフォール開発で遅くて丁寧。
それぞれメリットデメリットが正反対になります。

ベンチャー企業で磨いた最新技術と、大手企業で培った日本ならではの細かいドキュメント作成。
弊社ではこれら双方を用いて、互いのいいとこ取りをするアジャイルプロジェクトマネジメントを行います。
弊社のメンバーもまた大手企業からベンチャー企業まで、様々な規模の会社でのシステム開発経験が豊富です。
システム開発において、これら両極端な風土を両方経験した人材はなかなかおりません。

③お客さまにシステム開発(要件定義~運用)を教えます

みずほ銀行のようにビジネスの根幹であるシステムを他社に委ねることは、
誰かに依存し、数年後あるいは数十年後にシステムがグチャグチャになりいずれ破綻することに繋がります。
これでは誰も幸せになりません。
私たちは、お客さまが自分のシステムを自分で扱えるように教育します。
一般的なコンサルティングファームはシステム開発や、新技術を知らないまま要件定義を行い、常に「絵に描いた餅」で綺麗なパワポ資料を作るだけの芸人です。

一方でシステム会社もまた自社の利益を追求するため、リスクを取らず無難なことしかやりません。
自社の情報システム部門のみが御社を助けてくれる存在なのです。
しかしながら、情報システム部門は肥大化するシステムのお守に明け暮れてしまって
新技術の習熟の機会も全く無いまま今に至っており、機能不全となっております。
私たちはそんな情報システム部門を復活させたいと考えております。
弊社は人月商売ではなく、お客様を育て”使える人材にする”ことをビジネスの目的としております。

お客さまにお教えするメニューは、以下になります。

業務フローの作り方 視覚化する事で誰もが直感的に理解できるフローを作れるようになります
システムフローの作り方 データの流れ、処理の流れを視覚化する事で見えなかった処理の問題点が分かるようになります
プロジェクトマネジメント Tolleroやslackなどのアジャイル開発における管理が行えるようになりまs
システム開発の文化醸成 自分の事を自分でやるという文化を醸成します。また助け合う事でチームワークも高まります
Ruby on Railsプログラミング開発 システムが動く仕組みなどを体感することで判断が出来るようになります
Docker/Githubなど開発ツール利用法 最新のITテクノロジーを駆使出来るようになります

これらを、一緒にプロジェクトを進めることでお客さまに身に付けて頂きます。
座学はしません。