ポイント1:時として要件定義フェーズで詳細設計を行う

アジャイル開発でもしっかりと要件定義・設計を行います。
特に重要な点は、要件フェーズであっても詳細設計まで落とし込みます。

ポイント2:ドキュメントを育てる

一般的にドキュメントは要件定義→基本設計→詳細設計の各工程毎に作成します。
しかし、このやり方は資料が分断され、情報の取りこぼしを生み易く、統一性が取りにくくなりますし無駄な時間と工数が掛かります。弊社ではドキュメントを分離せず全行程で統一し、育てていきます。

ポイント3:重要なポイントに絞ってドキュメントの精度を高める

ドキュメントの記載レベルは均一ではありません。例えばログイン機能は資料は最低限になりますが
業務のアーキテクチャはお客さま毎に異なるため、丁寧な資料を作りこみます。
これによりお客さまの担当者替えでも引き継ぎが上手く進み、同じ認識で業務が遂行出来るようになります。

ポイント4:超高速開発Kamiteruでプログラム自動生成

超高速開発で自動生成しますのでプログラムは高品質ですし、一貫性もあります。
プログラムの作り方は標準化し、基本的に例外を認めません。
またプログラムの修正方法もマニュアル化して、誰でも同じように修正ができるようにします。

ポイント5:最新技術を小さく試してみる。まずやってみる

高速で失敗をして、高速で直して、高速で成長します。
これはシステムだけでなくお客さまやステークホルダー全員に言えます。
システム開発で想定外のことは日常茶飯事なため、お客さまにはプロジェクトを通じて、想定外や失敗に慣れて頂きます。
失敗の原因は振り返り会などではなく、即時本人へとフィードバックされますので
記憶に残り易く、より速い成長へ繋がります。

ポイント6:Trello(トレロ)による週次進捗の視覚化

プロジェクトはマイルストーンのみ設定し、タスクの発生の都度Trelloに放り込みます。
進捗はいつでもTrelloで見ることができ、毎週の進捗管理はザッと見返して次週の方針決定をするだけです。
「今週やったこと」などはTrelloを見ればわかるのでレポートはしません。

ポイント7:連絡はSlackかChartworkで随時

社内のやり取りでメールを使うことはほぼなく、プロジェクトはチャットツールにて即時解決を行います。
これにより報告ドキュメントなどの準備が不要となり、課題発生の都度解消するような動きになります。
問題発生の度に解消するアクションを起こすので、品質管理という概念もありません。都度修正あるのみ!です。
決定事項を資料へと反映させることも習慣にします。

ポイント8:お客さまにも作って頂く

通常、システム会社に依頼すると、そのシステム会社は他のシステム会社(下請け)に依頼します。
それが繰り返されると最終的には誰もそのシステムがわからなくなります。みずほ銀行のように。
弊社サービスではお客さまも参加して頂いて、保守や運用で慌てない土壌を作っていきます。
また、トライ&エラーで小さな成功体験を積みながら進めます。
自分たちで作ってみて初めてわかることがたくさんありますし、社内にノウハウも溜まり、自立が促されます。

ポイント9:社内で教え合わせる

「わかる」と「できる」には雲泥の差がありますが、同じく「教える」ということにもかなりの差があります。
弊社では教え合うことを文化として定着させてゆきます。
社員同士で教え合わせることにより、以下のメリットがあります。
●教える人
 ・自己肯定感がアップする
 ・自分の中で曖昧だったポイントが明確になる
 ・リーダーシップが育つ
●教わる人
 ・スキルアップ
 ・独学で学ぶより短時間で成長できる

弊社では、これらの教育の結果(達成までの時間、コンテンツ)を記録することで、
教える順番と内容が、教わる人にどのような影響を与えるかを考察し日々コンテンツを改善しています。
最低限で最大限の効果を発揮させることを意識し、教わる方からのフィードバックをコンテンツの糧とするため、
初心者からの意見・目線を大変重視しております。